povoはこんな人におすすめ！サービス特徴とメリット・デメリットを徹底解説

「povoって本当に基本料金が0円?」「povoってなんか怪しい・・・」
povoへの乗り換えを検討している方の中には、このような悩みや疑問を抱いている人もいらっしゃるのではないでしょうか？

ご存知の通り、povoはauやUQモバイルを運営している、KDDIが提供するサービス。
そのため、驚くほど安価なのにauやUQモバイルと同じクオリティで安心して利用することができますよ。
この記事では、安心してpovoを利用するために、povoの特徴やメリット・デメリットなどの注意点などを紹介します。
乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

povoの特徴

そもそもpovoとは、大手通信キャリアauを運営しているKDDIが、NTTドコモの「ahamo」やsoftbankの「LINEMO」に対抗して展開しているスマートフォン向けの格安プランです。

ブランド名である“povo”の由来は「新たな視点」を意味する「point of view」と、ラテン語で「卵から／最初から」を意味する「ab ovo」を組み合わせたことによって生まれたと言われています。

料金プラン

povoの最大の特徴は、なんといっても低価格の料金設定。
低価格で提供できる背景には、実店舗のサポートやサービスを制限し、すべての手続きをオンラインでのみ受け付けている点が挙げられます。

また、料金プランはpovo2.0のひとつのみ。
大手キャリアのようにさまざまなプランに言われるまま加入すると言ったこともありません。

povoの基本料金は0

テレビCMなどでも見かける通り、povoの月額基本料金は驚きの0円。

そう思った方もいるかも知れませんが、ひとつだけ注意点が。
たしかにpovoの基本料金は0円ですが、サービスのトッピングをしないと通常の携帯電話として利用することができません。

povoのトッピングとは？

povoの基本料金は0円ですが、基本料金の状態では通信速度は128kbpsでしか利用することができません。

そのためpovoでは、データ容量やオプションサービスなどを「トッピング」することで、従来の携帯電話の料金プランを自由にアレンジできるようになっています。

トッピングのメリット

ここまで聞くと、「なぜそんな面倒くさいことを？」と思われるかも知れません。
楽天モバイルやその他の格安SIMの方が、選ぶ手間が省けて楽ちんだと感じるかたもいるのではないでしょうか。

povoのトッピングの最大のメリットは、「自分好みにカスタマイズできるところ」です。

たとえば大手キャリアの場合、自分の使いたいデータ容量のプランを選ぶと、かけ放題などの自分には必要のないオプションが料金プランに組み込まれている場合があります。

ですがpovoの場合、自分が必要とするデータ容量やオプションサービスを個別にトッピングしていくため、無駄なサービスに料金を支払う必要がありません。

トッピングの種類と料金

ここからは、実際のトッピングについて詳しく見ていきたいと思います！
トッピングには「データトッピング」「コンテンツトッピング」「通話トッピング」「サポートトッピング」があります。

データトッピング

名称	有効期限	料金
データ使い放題	24時間	330円
データ追加1GB	7日間	390円
データ追加3GB	30日間	2,700円
データ追加60GB	90日間	6,490円
データ追加150GB	180日間	12,980円

コンテンツトッピング

名称	有効期限	料金
DAZN使い放題パック	24時間	220円
smash使い放題パック	24時間	220円

通話トッピング

名称	有効期限	料金
5分かけ放題	１ヶ月	550円
通話かけ放題	1ヶ月	1,650円

サポートトッピング

名称	有効期限	料金
スマホ保証サポート	1ヶ月	830円

トッピングの疑問

このようにトッピングは、スマホを利用する上で必要な機能やサービスを必要に応じて自分好みにカスタマイズできます。
ここではトッピングの利用について気になる疑問をまとめてみました。

データ繰り越しはできる？

できません。
povoでは、有効期限が経過するとデータ容量が余っていても消滅してしまうため注意が必要です。

まとめ買いってアリ？ナシ？

アリです。

たとえば「データ追加150GB」トッピングは、日割り計算すると20GBよりもお得なため、まとめて購入した方が節約につながる可能性が高いです。

ズバリ！一番お得なトッピングは？

「データ使い放題」トッピングです。

povoでもっともお得なトッピングは、現時点では「データ使い放題(24時間)」トッピングだと言われています。
これは、330円で丸1日au品質の高速データ通信が使い放題になる機能です。
自宅にWiFiがない方などが、お休みの日に自宅で動画視聴やゲームをする場合にぴったりな機能だと言えるのではないでしょうか？

povoのメリット・デメリット

基本料金0円から使え、自分好みにサービスをトッピングできる、新しいスマホプランpovo。
ここまではその特徴などの良い面を見てきましたが、デメリットはあるのでしょうか？
ここからはpovoのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきたいと思います。

まずはじめに、メリット・デメリットはそれぞれ以下のものが挙げられます。

ここかららは、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう！

povoのメリット

auの回線が利用できる

povoではKDDIが提供していることもあり、大手通信キャリアauの回線が利用できます。対応回線としては4G/5G共に対応しているので安心して利用できます。
料金を必要最低限に抑えて、auの回線が利用できるのは嬉しいですよね。

自分の好みの料金プランにできる

povoでは基本料金0円のベースプランから自分好みのデータ容量やオプションサービスをトッピングできます。
必要最低限のトッピングをすれば、無駄な料金を支払う必要もなく、希望通りの内容でスマホを利用できるのはpovoの大きなメリットです。

データ使い放題が1日330円で利用できる

そしてpovoのもう一つの大きなメリットは1日330円でデータ使い放題にできることです。
例えば遠出の際の車内で動画視聴をしたり、スマホのマップを利用すると1ヶ月分のデータ容量を消費してしまう可能性があります。
そんな時にデータ使い放題を利用すれば、24時間どれだけデータをつかっても容量を消費することがないので安心して動画視聴などができますよね。
ただし、あまりにもデータの消費量が多いと制限がかかる恐れがあるので注意しましょう。

テザリングが無料で利用できる

povoはauと違い、追加代金なしでテザリング機能が利用できます。
また上記で紹介した「データ使い放題」と併用すれば、スマホ以外の端末でもデータを共有して利用できます。
テザリングの利用方法としては何か特別な手続きが必要ということはなく、端末上で操作するだけですので以下の手順を参考にしてみてください。

iPhone

1. 設定から「インターネットを共有」を選択
2. 「Wi-Fiのパスワード」を選択して、パスワードを登録
3. 「ほかの人の接続を許可」をオン
4. テザリングしたい端末からインターネット接続設定を行う
5. 先程登録したパスワードを入力

Andoroid

1. 設定から「ネットワークとインターネット」を選択
2. 「アクセスポイントとテザリング」内の「Wi-Fi アクセスポイント」を選択
3. 「アクセスポイントのパスワード」と「アクセスポイント名」を、それぞれを設定
4. 「Wi-Fiアクセスポイント」をオン
5. インターネットに接続したい端末のインターネット設定画面にて、先程設定したアクセスポイント名を選択
6. パスワードを入力

au・UQモバイルから乗り換え時は手数料無料

現在auまたはUQモバイルで契約中の方がpovoへ乗り換える場合、乗り換え時に発生する手数料が無料になります。
同じKDDI内のサービスということもあり優遇されているみたいですね。
またauIDも引き継ぎできるので貯まったポイントなどは継続して保持することができるのは嬉しいですよね。

「ギガ活」でデータ容量が増やせる！

さらにpovoでは、「ギガ活」というキャンペーンが展開されています。
「ギガ活」とはギガを購入するのではなく、ギガの「もらう」「さがす」「あたる」という3つの活動によるギガチャージ体験ができるpovo独自のあたらしいキャンペーンです。

ギガの「もらう」では、対象店舗で規定の金額以上のお買い物をした場合、300MB〜20GBのギガをもらうことができます。
このサービスを上手に活用すれば、データのトッピングを最低限に抑えられますよ。
ほんの一部ですが、対象店舗をまとめてみました。

またその他にもpovoでは「FIND povo」というサービスが展開予定で、povoのフレンドカラーである黄色いアイテムを探すと「ギガ活」でもらえるギガが増えます。詳細については近日中に公開予定なので、随時確認しておきましょう。

povoのデメリット

店頭でサポートや案内をしてもらえない

povoを契約中はauショップなどでサポートや相談をすることができません。
もし機種変更や支払い方法の変更などでauショップに入店しても、povo専用のチャットでお問い合わせするように案内されてしまいます。
povoというサービスは店頭対応をせず、オンライン上で全ての手続きを完結させて人件費や固定費を抑えることで低価格な料金プランを再現しているためです。
スマホの手続きや仕様に詳しくない方からすると不便に感じてしまうこともあるので注意が必要です。

キャリアメールが利用できない

povoは同じKDDIが提供しているサービスですが、auやUQモバイルから乗り換えた場合はキャリアメールが利用できなくなります。
もし大事な連絡や会員情報など必要なメールがある場合は保管やバックアップを忘れないように注意しましょう。
また乗り換え元がauの場合は、「auメール持ち運びサービス」の申し込みさえすればpovoに乗り換えてもauのメールを利用できます。
UQモバイルを利用していた方はキャリアメールを引き継ぎできないので、必要な情報や会員登録しているものがあれば必ず他のメールアドレスに変更に変更しましょう。

au、UQモバイルの割引対象外

povoはauスマートバリューやUQモバイル自宅セット割の割引が対象外です。
もし現在auやUQモバイルにて割引を受けられている場合は、事前に乗り換え後の金額と割引適用時の金額を比較することをおすすめします

povoがおすすめなのはこんな人

povoのサービス内容やメリット・デメリットなどを紹介してきましたが、povoとはどのような人におすすめのサービスなのでしょうか？
具体的には以下のような人におすすめの通信会社だと言えます。

povoは毎月自分の用途に応じてデータの容量を変更することができるため、少し手間でも自分でカスタマイズしたい人にはおすすめです。
また、現在auやUQモバイルを契約していて、同じ通信環境で月々の料金を抑えたい人にも最適サービスだと言えます。
そして、完全オンライン手続きとなるため、スマホの仕様やネットに慣れしている方にもおすすめです。

povoは安心・安価で利用できるあたらしい通信サービス

この記事では、povoのサービス内容やメリット・デメリットなどについて紹介してきました。

その結果povoは、自分好みにカスタマイズできる自由度の高いスマホサービスだと言えるのではないでしょうか？
トッピングやギガ活など、これまでにない独自でユニークなサービスが揃っているので、無駄なオプションを契約することなく自由にカスタマイズしたい方にはぴったりです。
また、KDDIが提供しているため、au品質の回線を安価で安心して利用できるのもうれしいですよね！

auやUQモバイルからも乗り換えしやすい仕様となっているので、ぜひこの記事を参考に乗り換えを検討してみてくださいね！