auからau系格安SIMへ乗り換える場合、どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、auユーザーがau系格安SIMへ乗り換える前に知っておきたい8つの違いをご紹介します。
au系格安SIMとは?
au系格安SIMとは、auから回線を借りて運営している通信事業者のことです。
auとは別の会社ですが、乗り換えた後もauの回線を利用できます。そのため、auの時と通信エリアが変わらず、auのスマホもそのまま使うことができます。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
au系格安SIMとは?
auとau系格安SIMの違い
ここからはauからの乗り換え前に知っておきたいauとau系格安SIMの違いを紹介します。
メリット・デメリットどちらも織り交ぜて紹介していくので、最後までご覧いただき「自分はau格安SIMに向いているのか?」検討してみてください。
1:2年縛りがない
auをはじめとする大手キャリアを使っていると悩まされるのが2年縛りです。
auの場合は誰でも割に加入していると、2年単位の自動更新契約になります。
更新月以外の契約期間中に解約した場合は、解約手数料として10,450円がかかることはほとんどの人がご存知だと思います。
この悪しきシステムが、格安SIMにはありません。
細かく書くと、音声通話の付いているプランの場合は最低利用期間がある格安SIMもありますが、2年のような長期的なものではなく大体が1年間です。
CHECK!
2019年10月から大手キャリア、格安SIMともに2年縛りがゆるくなりました。
2:料金がずっと変わらない
auでは、さまざまな割引がプラスされ、一番安いのは契約してから1年目まで。
2年目からは料金が上がっていた人が多いと思いますが、格安SIMの場合は料金は契約してから解約するまでずっと同じです。
契約年数が1年目・2年目だからと言って変動することがありません。
3:端末を自由に選べる
auでは、auでラインナップされている端末からスマホを選ばなければなりませんでしたが、格安SIMは、端末は自分で用意することができます。
auで使っていたスマホのまま乗り換えるのはもちろん
SIMフリーであれば、AppleであたらしいiPhoneを買ってきて使うこともできますし、2万円台の格安スマホをゲットして、とことん安く使うこともできます。
※各社動作確認端末である必要があります。
4:音声通話を選べる
auでは、ほぼ強制的にかけ放題プランに加入していたと思いますが、格安SIMはかけ放題がオプションまたは無い場合がほとんどです。
大手キャリアには全てのプランに通話機能がついていましたが、格安SIMではデータ通信のみのプランも用意されています。
大手キャリアは音声通話を基本としてプランを作っていますが、格安SIMはこの通話機能を選択式にすることで、料金プランを安く抑えています。
電話を多く利用する人は大手キャリアは通話用(ガラケーなど)、格安SIMはデータ通信用と分けて使っている人も多いです。
そのため、格安SIMの音声通話は30秒/20円と、とても高いです。
30分電話したら2,400円もかかってしまうため、電話を利用する場合はLINEの無料通話を利用したり、通話アプリやかけ放題のある格安SIMを選ぶなどの工夫が必要です。
逆に言うと、電話をほとんど利用しない人はとことんスマホ代を節約することができると言えます。
5:支払い方法がクレジットカード払いのみ
格安SIMではほとんどの会社が、クレジットカードでしか支払いができません。
(一部docomo系格安SIMでは銀行振替なども用意されているようですが、au系格安SIMにはありません。)
クレジットカードも本人名義のものでなくてはならず、自分名義のクレジットカードの無い人は、新規で発行するか、クレジットカードの名義人の名前で契約する必要などがあります。
6:店舗がほとんどない
auと比べ、au系格安SIMには実店舗がほとんどありません。
そのため、基本的に新規の申し込みやプランの変更などはマイページから自分で行います。
端末が故障したら自分で修理に出さないといけませんし、ショップに行ったら、お得なプランを教えてくれることもありません。
そのため、自分できちんと理解した上でプランを選んだり、電話やメール・チャットなどのサービスがきちんと整っている格安SIMを選ぶ必要があります。
[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”ayu.jpg” name=”管理人”]私は、逆にこれはメリットだと思っていて、auの時は自分の加入プランもほとんど理解していなかったのですが、格安SIMに乗り換えたことで、きちんと自分の使用量などを理解し、損をしないようにプラン変更などを行うようになりました。[/speech_bubble]
7:キャリアメールが使えない
auで使っていた@ezweb.ne.jpのメールアドレスは、au系格安SIMに乗り換えると利用できなくなります。
また、大手キャリアなら当たり前に付与されていた、このキャリアメールは格安SIMへ乗り換えると付与されなくなります。
そのため、格安SIMへ乗り換えるとMMSは使えません。
どうしてもMMSを利用したい場合は、UQ mobileでオプションサービスを用意しているので、UQmobileへの乗り換えがおすすめです。
MMSについてはこちらの記事をご覧ください。
SMSやMMSは使える?キャリアメールが使える格安SIM
8:キャリアを利用した年齢認証などが利用できなくなる
これは、人によって関係ない人も、大きなデメリットだと感じる人もいると思うのですが、格安SIMへ乗り換えると、キャリアを利用した年齢認証などができなくなります。
具体的に言うと、LINEのID検索です。
LINEのID検索は、友達とLINEを交換するのにとても便利な機能ですが、利用には年齢認証が必要で、年齢認証をする時に大手キャリアのシステムを利用しています。
そのため、格安SIMへ乗り換えると年齢認証ができなくなってしまうため、LINEのID検索が使えなくなります。
LINEのID検索については、対応方法などをまとめたのでこちらの記事をご覧ください。
LINEのID検索を使う方法と使えなくなった場合の対象方法
スマホ代をとにかく安くしたいなら格安SIMへ乗り換えを!
auとau系格安SIMの違いを大きな部分だけですがご紹介しました。
読んでみて、auとau系格安SIMどちらが良いと思ったかは人それぞれだと思いますが、ひとつ言えるのは、スマホ代をとにかく安くしたいなら格安SIMへ乗り換えるべきです。
月々のスマホ代が7,000円台→2,000円以下に変わるので、ほとんどの人が5,000円はお得に利用できます。
年間にすると60,000円の節約です。
60,000円節約できたら、浮いたお金であたらしいiPhoneが買えそうです。(笑)
少しでもauのスマホ代を安くしたい!って思った人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみてくださいね^^
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