auを解約する方法は、他社へ乗り換える(MNP)場合と、乗り換えない場合では異なるのをご存知ですか?
また、月の中でも損せずに解約するタイミングがあり、闇雲に解約してしまうと結果として後悔してしまう場合も・・・。
このように、必需品とも言えるスマホの解約は普段なかなか行うものではないので、わからないことばかりって方も多いのでは?
この記事では、auの解約方法と1円も損せず解約するお得なタイミングなどを紹介します!
【タイプ別】auの解約方法と解約に必要なものまとめ!
auの解約方法は大きく分けて、解約だけする場合(他社への乗り換えなし)と、他社へ乗り換える(MNP)場合の2つに分けられます。
- 解約だけする場合(他社への乗り換えはなし)
- 他社へ乗り換える(MNP)
一般的にはMNPする人が多いと思うのですが、これらはそれぞれ解約方法が異なるので注意が必要です!
ここからはタイプ別に解約方法と解約時に必要なものを紹介していきたいと思います^^
解約だけする(他社へ乗り換えなし)場合の解約方法と解約に必要なもの
他社へ乗り換えせずただ解約する場合は、インターネット・電話などでの解約はできません。
とても不便ですが店舗で行うしか方法がありません・・・。
解約時に必要なもの
他社への乗り換えをせず解約だけ行う場合は、以下の勝利が必要になるので持参の上近くのauショップへ行きましょう!
解約に必要なもの
- 印鑑(サインでも可)
- 本人と確認できる書類(原本)(コピー不可)
運転免許、健康保険証、パスポートなど - au携帯電話本体(なくても可)
委任状が必要な場合
どうしても回線契約者がショップへ行けない場合、代理人が解約することも可能です。その場合委任状が必要です。
委任状はauでフォーマットが用意されているので、印刷&記入して持参しましょう。
委任状はこちらからダウンロードできます。
尚、代理人は親権者、未成年後見人、成年後見人、契約者の家族、施設関係者である必要があります。また、代理人による解約手続きで必要な持ちものは以下の通りです。
解約手続きに必要なもの(代理人)
- 契約者本人の確認書類(コピー可)
- 契約者からの委任状
- 現在利用中のau携帯電話またはau ICカード(なくても可)
- 代理人本人の確認書類(原本)
他社へ乗り換え(MNP)する場合の解約方法と解約に必要なもの
他社へ乗り換えるためにauとの契約を解約する場合は、解約手続きは不要です。
auから格安SIMなどの他社へ乗り換え(MNP)する方法はざっくり説明すると以下の3ステップになるのですが、auの解約は乗り換え先のSIMカードを挿入してMNP転入手続きを行った時点で自動的に解約になります。
- auに電話してMNP予約番号を発行してもらう
- 乗り換え先の通信会社へ申し込む
- SIMカードが届くのでMNP転入手続きをする
そのため、他社への乗り換えに伴うauの解約手続きは不要です。
まずはauでMNP予約番号を発行してもらい、MNP手続きを進めましょう!
auにMNP予約番号を発行してもらうには、電話するのが一般的です。auの予約番号のお得な発行方法は以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください^^
闇雲に解約すると損!?auをお得に解約するタイミングは?
冒頭でも紹介した通り、auの解約は闇雲に手続きすると損してしまう場合があります。
一番お得な解約タイミングは、結論から言うと月末です。
その理由は、auでは解約月だからと言って基本使用料が日割り計算にはならないからです。
月初に解約してしまうと、使ってもいないのに残りの20日以上分の料金を支払うことになるので、日付に余裕がある場合はできるだけ月末に近いタイミングで解約した方が実質損をしない計算になります。
ちなみに、他社へ乗り換え(MNP)する場合、auとの契約は他社への乗り換え手続きが完了した時点となるため、月末よりも前倒して手続きを進める必要があります。
当サイトでは15日〜20日くらいの間に手続きすることをおすすめしています。詳しくは以下の記事で図解しているので他社へ乗り換えを検討している方は参考にしてみていください^^
更新月を待った方が良い!はウソ
auでは2年縛りの影響で、契約期間中に解約すると違約金がかかってしまうため、更新月を待って解約しようと考えている方が多いと思うのですが、基本的には更新月を待たずとも解約してしまった方が結果お得になるケースが多いです。
例えばauから格安SIMへ乗り換える場合、最低でも基本使用料が4,000円/月安くなるため、違約金10,450円を支払ったとしてもさっさと乗り換えた方がお得です。
なんとなく、10,450円と言う高額な違約金を払いたくない!と言う気持ちが先行してずるずると更新月を待ってしまいがちですが、年間を通して考えると違約金を支払ってでも解約した方がお得なケースがほとんどですので、一度シミュレーションしてみることをおすすめします^^
解約前に知っておくべき!au解約時の注意点
一般的に通信会社を乗り換えることは滅多にありませんから、auを解約したらどうなるのかわからない事はたくさんあると思います。
知らずに解約して、後から「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、予備知識は少しでも持っておきたいですよね^^
ここからは解約前に知っておきたい疑問をまとめてみました!
- 違約金がかかる?
- 解約月は日割り計算になる?
- 解約後auポイント・au walletポイントはどうなる?
- 解約後の明細はどこで確認できる?
- 解約後にSIMロックの解除はできる?
- 未成年の場合の解約方法は?
- 端末代金が残っていても解約できる?
解約金はかかる?
解約金(契約解除料)は、auの場合誰でも割契約期間内の解約の場合、10,450円かかります。
これは、更新月内の解約であれば無料で行えます。
なおMNPで他社へ乗り換える場合は、MNP転出手数料として3,300円、乗り換え先の新規契約事務手数料として平均3,000円がかかります。
そのため、更新月以外でMNPする場合は10,450円+6,600円がかかる事になります。
誰でも割契約中の解約費用
解約だけする場合:10,450円
他社へ乗り換える場合:17,050円
更新月の調べ方
更新月は誰でも割の契約タイミングによって異なるため、ひとりひとり違います。
auの更新月は、パソコン・スマホで調べることができます。
(157のお客様センターへ電話しても教えてくれます!)
My auへログイン
上のメニューからスマートフォン・携帯電話をクリック
ご契約内容/手続きを選択
ご契約情報を選択
料金/割引サービスを確認
誰でも割
(次回更新年月 ●●年●月~●●年●月)
青枠で囲われた部分があなたの更新月です。
更新年月期間中の解約であれば、解除手数料はかかりません。
解約月の基本料金は日割り計算になる?
これは先ほどもご紹介した通り、残念ながら日割り計算にはなりません・・・!
この場合の基本料ですが、日割り計算はなく月のどのタイミングで解約しても1ヶ月分まるごと請求されます。
たとえば10/3に解約したとしても、10月分の利用料は満額で請求されます。
10/1に解約しても、10/31に解約しても料金が変わらないのであれば、月末ごろに解約した方がお得ですね^^
逆に、MNPする場合、乗り換え先では乗り換え月は日割り計算になることがほとんどです。
auの解約月と乗り換え先の利用期間がなるべく被らないようにすることでお得に乗り換えることができますよ。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください^^
auからのMNPいつがベスト?格安SIMへお得に乗り換える方法
au解約後、auポイント・au walletポイントはどうなる?
利用している間に溜まるauポイントは、残念ながらauとの契約が解除された時点で全て消滅してしまいますが、auWALLETは引き続き使えます!
そのため、万が一auポイントが大量に残っている場合は、解約前にauWALLETへポイント移行しておくことをおすすめします。
au walletについてはこの記事をご覧ください。
auを解約してもauWALLETは使える?ポイント残高の損しない使い方
au解約後の明細はどこで確認できる?
今まで料金はMy auなどのウェブサイトで確認していた方が多いと思いますが、解約後はどこで確認できるの?と疑問に思う方も多いようですが、解約後もMy auで確認することができますよ^^
今まで通りau IDを利用してログインすれば確認することが可能です。
auIDを電話番号のまま使っていた場合は注意
auIDを電話番号のまま使っていた場合は、電話番号の後にアンダーバー+解約日を追記する必要があるようです。
解約前:090××××××××
↓
解約後:090××××××××_20190101
au解約後もSIMロックの解除はできる?
auを解約してもSIMロックの解除はできます!
しかしながら、SIMロックの解除はauの回線契約がない場合は店舗でしか行えません。また店舗で行う場合は手数料として(3,300円)がかかってしまいます。
auの回線契約中はWEBサイトで無料で行えるため、auスマホのSIMロックを解除したい場合は、回線契約を解約する前に行っておく方が良さそうです。
未成年でもauを解約できる?
未成年でもauの解約はできますが、紹介した印鑑・本人確認書類(免許証・健康保険証・パスポートなど)・auスマホ本体の他に以下の書類が必要になるようです。
- 親権者同意書
- 親権者の本人確認書類
なお、学生の場合は、本人確認書類は健康保険証+学生証でもOKのようです。
また、必ず親権者同伴で店舗へ行く必要があります。
ちなみにこれは解約だけする場合(他社乗り換えしない)です。
MNPする場合は、先ほど紹介した通りMNP転入手続きを行えばauは自動解約となるため、auショップで解約する必要はありません!
端末の支払いが残っている場合は?
更新月前に解約または乗り換えを検討している場合、端末の支払いがまだ残っていることがありますが、解約&MNP自体は可能です!
この場合、端末の支払いのみ継続してauへ支払い続けることになります。
しかしここでまたしても落とし穴が・・・(auこわいよ><)
auとの回線契約を解除した場合、月々適用されていた割引は受けられなくなってしまいます。
2年縛り中に適用されている契約は「auを継続利用していることが前提」となっているため、当然といえば当然ですね・・・
そのため、解約した時点で端末支払額が跳ね上がります。
また、今まで適用されていた端末割引の毎月割は、解約した月の前月で終了となるので、最終月は既に割引が適用されていない金額で請求がきます・・・。
au怖いよー!
と思いがちですが、格安SIMなどへ乗り換える場合は、それでもなお結果的に安くなる事の方が多いので、乗り換えを検討することをおすすめします!
きちんと知っておけばauは損せず解約できる!
auの解約は、解約月の日割り計算や端末代金の残金が残っている場合など、知らないで乗り換えると損してしまう落とし穴がたくさんあります・・・
私自身も数年前にauから格安SIMへ乗り換えましたが、その時解約方法をじっくり調べたことでどうにか損せず乗り換えることができました。
きちんと調べずに乗り換えていたら、10,000円近く損していた可能性もあるのでぞっとします><
特に端末の代金が残っている場合は、割引が適用されなくなるならと乗り換えを躊躇してしまうかも知れませんが、それでも格安SIMへ乗り換えた方がお得になるケースがほとんどです。
キャリアに留まった方がお得になるケースはほとんどありません!(ガラケーを使っているとか、電話メインで利用している場合など)
更新月前の解約やスマホ代金が残っている場合の乗り換えタイミングについてはこちらでも詳しくシミュレーションしてみたのでぜひ参考にしてみてくださいね。