家族みんなでスマホ代を節約するならば、お子さんが使っているスマホ代の節約も必須。
とはいえ、子どもに持たせるスマホは、位置情報が確認できたり、悪質なウェブサイトが表示されないようブロックしたりと、搭載しておきたい機能も大人とは異なります。
今回は、これからお子さんにスマホを持たせようと検討中の方にもおすすめの、位置情報サービスや、フィルタリング機能などの子どもを守るオプションが用意されている格安SIMをご紹介します。
中学生のスマホデビューにおすすめの格安SIMはこちらの記事で詳しく紹介しています。
au系格安SIMは子ども用として使える?
au系格安SIMであるmineo、UQ mobile、Fiimo、IIJmioはお子さんに持たせるのに安心な格安SIMなのでしょうか?
まずは各社どんな機能があるのかまとめてみました!
GPS位置情報 | ● | – | – | ● |
WEBフィルタリング | ● | ● | ● | ● |
アプリブロック | ● | ● | ● | ● |
料金 | 380円 | 300円 | 270円 | 500円* |
※IIJmioはセットプランの金額を記載しています。
基本的にはどのMVNOもインターネットのフィルタリングサービスや危険なアプリのブロック機能は用意されていました。
料金も500円以下とうれしいMVNOらしい、リーズナブルな価格設定のようです。
尚、どの会社も基本的には自社サービスではなく、外部サービスを利用しているようです。
各社が導入しているサービスは以下の通りです。
MVNO | 外部サービス |
iフィルター | |
Filii | |
ウィルスバスター | |
iフィルター、ウィルスバスター |
通信会社別機能一覧
ここからは通信会社別に機能を見ていきたいと思います。
お子さんの年齢によって利用するオプションも変わると思うので、適切な機能を備えた格安SIMを探してみてください。
mineo(マイネオ)
mineでは日本PTA全国協議会推薦製品のiフィルターを使用しています。
利用できるサービス | iフィルター |
月額利用料金 | 380円 |
iフィルターで使用できる主な機能
- 危険なウェブページやアプリをブロック
- インターネット・端末利用状況を確認&制限
- 位置情報確認
- 通話履歴確認
ウェブページやアプリはブロックするページを個別指定することができ、インターネットの利用状況次第では制限をかけることができるなど、お子さんが安全に利用できるような基本的な機能が備わっています。
※Android、iOSによって利用できる機能が異なります。
iフィルターについて詳しくはこちらをご覧ください
有害サイトフィルタリングソフトiフィルター
※クリックすると外部サイトへ移動します
mineoの基本料金、クチコミなどはこちらから
【mineoの評判&クチコミ】料金や通信速度などを徹底調査!
UQ mobile
UQ mobileではフィルタリングサービス安心アクセスVと、外部サービスFilliが用意されています。
利用できるサービス | 安心アクセスV、Filli |
月額利用料金 | 安心アクセスV:無料 Filli:300円 |
安心アクセスVで使用できる主な機能
- WEBフィルタリング機能
- アプリフィルタリング機能
- 個別カスタマイズ
Fiiliで使用できる主な機能
Filliは子どものSNS利用をご両親が見守れるサービスです。
- アラートリスト・アラート検索
SNSへの投稿やメールを分析し、危険が検知された場合、アラートでお知らせします - つながり分析
SNS上でどんな人と繋がっているかや、誰と親しいのかを確認できる - アクティビティ分析
SNS上の活動内容を分析し、グラフ化。友達の年齢分布や利用時間などが把握できます。
Filliについて詳しくはこちらをご覧ください。
Filii -世界とつながる時代のこどもセキュリティ-
※クリックすると外部サイトへ移動します
UQ mobileの基本料金、クチコミなどはこちらをご覧ください
【UQ mobileの評判&クチコミ】料金や通信速度などを徹底調査!
Fiimo
Fiimoでは、ウイルスバスター モバイル 月額版を利用することで、子どもに有害なウェブサイトをブロックするフィルタリング機能を使用することができます。
利用できるサービス | ウイルスバスター モバイル 月額版 |
月額利用料 | 270円 |
ウイルスバスター モバイルで利用できる主な機能
- ウィルスの検知と駆除
- 危険なWEBサイトへのアクセスをブロック
- 個人情報やプライバシーの流出をブロック
※ウィルスバスターモバイルはiOS端末では利用できません。
ウィルスバスターモバイルについて詳しくはこちらをご覧ください。
ウィルスバスターモバイル 月額版
※クリックすると外部サイトへ移動します
IIJmio
IIJmioでは、mineoでも導入しているiフィルターと、Fiimoでも導入しているウィルスバスターモバイルが用意されています。
利用できるサービス | iフィルター、ウィルスバスター月額版 |
月額利用料金 | iフィルター:360円 ウィルスバスター月額版:250円 |
この2つをセットで使えるみまもりパック(500円)に加入すると、さらに安く利用が可能です。
※ウィルスバスターモバイルはiOS端末では利用できません。
※iフィルターはAndroid、iOSによって利用できる機能が異なります。
au系格安SIMではmineoまたはIIJmioがおすすめ
au回線を利用した格安SIMから選ぶなら、mineoまたはIIJmioのどちらかで選ぶのがおすすめです。
iフィルターは、位置情報確認から、WEB・アプリのフィルタリングまで必要なものが全てそろっているため、子どもも安心して使うことができるのではないでしょうか。
しかしながらIIJmioはSIMロックを解除しないと乗り換えができないため、現在お使いの端末がiPhone6などのSIMロック解除対象外端末の場合は、あたらしく端末を購入する必要があります。
もっとも初期費用を抑えて乗り換えることを検討するならば、やはりmineoがおすすめです。
お子さん使用に特化しているのはこのMVNO!
よくあるフィルタリング機能や位置情報では物足りない!
大手キャリアのようなキッズスマホはないの?とお探しの方も多いはず。
そんな方にはdocomo系格安SIM TONEがおすすめです。
TSUTAYAが運営する格安SIM TONE(トーン)
DVDレンタルやTポイントでおなじみのTSUTAYAがMVNOを運営しているって知ってましたか?
TSUTAYAのスマホTONE(トーン)は、スマホデビューの方やご家族、お子さんが使うのにおすすめの、やさしい格安スマホです。
子どもを守る機能がフル搭載されたTONEファミリー
TONEファミリーはTONEの特徴の一つである、家族向け機能のこと。
なんと月額利用料:無料で下記機能が利用できます。
ここからはTONEファミリーの主な機能を紹介します。
驚くのが、これらの機能は全て基本機能として搭載されています。
家族サポート
遠くにいる家族からスマホのことで聞かれた時などに、遠隔でスマホを操作することができます。
エアノック
どうしてもメールを読んでもらいたい時、エアノックをアプリをノックすると、相手のスマホにノックした回数分の音orマナーモード時は振動が送られます。さらに5回連続でノックをすると強制的にマナーモードから通常モードに切り替わり、音で気づかせることができます。
伝言
親からのメッセージをお子さんのスマホトップ画面に表示できます。
メッセージは確認するまで表示され続けるため、確実にメッセージを読んでもらうことが可能です。
歩きスマホ警告機能
歩きスマホをすると警告が表示される、ありそうでなかったユニークな機能です。
あんしんインターネット
別途申込みすることで、下記の基本的なみまもり機能も無料で利用することができます。
- 居場所確認
- アプリ制限
- 利用時間制限
※保護者が他社を利用している場合、TONEファミリーは⽉額200円、あんしんインターネットは月額100円かかります。
※安心インターネットは2017年12月ご利用分まで無料で利用できます。
端末は19,800円~とリーズナブル!
TONEを利用できる端末はTONEオリジナル端末のみ。
「わざわざ新しい端末を買うのはもったいないなぁ・・・」と思われた方も大丈夫!
容量の小さなTONE m14モデルは19,800円と、お子さんに持たせるのにぴったりなリーズナブルな価格です。
auからTONEへ乗り換える際の注意点
お子さんにスマホを持たせるのにぴったりな格安スマホTONE。
とっても便利なスマホですが、auからの乗り換え時には注意が必要です。
TONE乗り換え時の注意
- 端末を新しく購入する必要がある。
- docomo回線のため、通信エリアの確認が必要
最初に書いた通り、TONEはdocomo回線を利用したMVNOのため、通信エリアが現在のauとは異なります。
ほとんどないとは思いますが、場所によっては生活圏内に圏外の場所や電波が入りにくい場所が発生する場合があります。
また、TONEは、端末とSIMをセットで販売するMVNOです。
他社のようにSIMカードのみの提供は行っていないため、乗り換え時にはTONE専用の端末を購入する必要があります。
管理人がおすすめするTONEとの付き合い方
管理人がおすすめするTONEとの付き合い方は、お子さんだけTONEにすること。
無駄なく月々のスマホ代を節約するならば、お父さん・お母さんは現在お持ちの端末のままau系格安SIMへ乗り換えた方がお得ですし、お子さんはまだスマホを持っていないようでしたら、これを機にTONEで新規契約をするのがお得なのでは、と思います。
TONEは基本使用料1,000円とリーズナブルで、TONEファミリーのオプション機能を追加+通話を使ったとしても1,500円程度には抑えることが可能です。
TONEのみまもり機能は、保護者が他社キャリアでもあんしんインターネット、TONEファミリー合わせて月額300円で利用が可能なため、ご両親はau系格安SIM、お子さんはTONEと使い分けるのもアリなのではないかと思います。
さいごに
今回はdocomo系MVNO”TONE”についてもご紹介しましたが、やっぱり請求先はみんな同じがいい!って方は、mineoへ乗り換えるのがおすすめです。
mineoが搭載しているiフィルターは位置確認やフィルタリングなどの基本機能を搭載しているため、十分お子さんを守ることができます。
家族構成や年齢などによっても、みまもり機能の内容は変わってくると思うので、お子さんにあったプランを賢く選んでスマホ代を節約しちゃいましょう!